夜勤しながらサブスリーを達成できた理由
前回の岡山マラソンから 34分短縮し、ついにサブスリーを達成することができました。
夜勤が多く、疲労も抜けにくい生活の中でも結果を出せたのは、「やりすぎない継続」と「正しい経験の積み重ね」を徹底したからです。
この記事では、僕が意識したポイントをすべてまとめます。
① 夜勤の日は割り切って“完全休養”
夜勤の日に無理して走ると、疲労が蓄積して練習の質も下がります。
そこで僕は、
- 夜勤日は走らない
- 明けの日も無理せずジョグのみ
このルールを徹底しました。
疲労を溜めないことで、走れる日にしっかり距離を踏める体を維持できました。
② 普段はジョグ中心。スピード練習はほぼしない
不規則勤務でのスピード練はダメージが大きすぎるため、思い切って封印。
代わりに、
- 毎日の練習は ほぼジョグのみ
- 速い練習は、2週間に1回のロング走だけ
という「低負荷・高継続」スタイルを取りました。
これでも十分に“脚ができる”ことを実感しました。
③ 1回の練習は12〜20km以内
夜勤明けや仕事の疲れを考えると、長すぎる距離は逆効果。
そこで、練習の上限を決めました。
- 1回の練習量:12〜20km未満
- 翌日に疲れが残らない量で、毎日積み上げられる設定
結果として、無理なく月間250〜300kmを安定して走り続けることができました。
④ ジョグ後の“腹筋200回”を毎日継続
ジョグとセットで 腹筋200回 をコツコツ続けました。
これによりフォームが安定し、下腹の支えが強化されて後半の落ち込みが大きく改善。
小さな習慣こそ、長距離では大きな武器になりました。
⑤ 2か月前からの脂質制限+アルコール制限で“2kg減”
フルマラソンは「体重×距離のスポーツ」。
そこでレース2か月前から食事を見直しました。
- 脂質を抑える
- アルコールを控える
- 味噌汁をよく飲む
- お菓子は脂質の少ないあんぱん・まんじゅうを選ぶ
- 筋肉を落とさないようたんぱく質は確保
その結果、自然と体が締まり 体重が2kg減。
走りが軽くなり、後半の粘りが格段に変わりました。
⑥ 違和感を感じたら即休む
僕が大きな怪我なく走り続けられた最大の理由はこれ。
- 「痛くなってから」ではなく
- 「違和感の時点で休む」
疲労が溜まりやすい夜勤ランナーにとって、この判断はとても重要。
結果、年間を通して安定して走り込むことができました。
⑦ レース経験を積み上げ“34分短縮”に成功
前回の岡山マラソン以降、レース経験を増やしたことも大きな要因です。
- フルマラソン 3本
- ハーフマラソン 1本
- 30km練習会 2回
これらすべてを 記録狙いの全力 で走りました。
◆ 得られた経験
- フル:後半失速のパターンを理解
- ハーフ:心肺の上限を引き上げ
- 30km:本番に最も近い負荷で“脚づくり”ができた
レースごとに「どこで落ちるか」「どのペースが現実的か」が明確になり、岡山マラソンでは迷わずペースメイクができました。
その結果、前回から “34分の大幅短縮” に成功。
ついにサブスリーへ到達しました。
まとめ:夜勤でもサブスリーは十分可能
夜勤で不規則でも、
やりすぎず、怪我せず、継続する
この積み重ねが最強の近道です。
- 夜勤日は休む
- ジョグ中心+ロング走
- 12〜20kmを淡々と
- 腹筋200回
- 2kg減量
- 違和感は即休む
- フル3本+ハーフ+30km×2の経験値
これらをコツコツ積み上げた結果、僕はサブスリーを達成できました。
ほなまたね。
